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『学校給食費無償と教育の未来』を出版/点から線、そして面的広がりに/教育行財政研究所主宰 中村文夫

 友達と笑顔で一緒に昼食を食べるという、子どもたちにとってかけがえのない学校での経験が日本にはある。そして、学校給食費が無償になる時代はもうすぐだ。
 戦後生まれのほとんどの人が学校給食の楽しい思い出を話すことができる。子どもたちが親の財布を心配せずに食べられるよう、学校を取り巻くたくさんの人の努力が積み重ねられてきた。その大人たちの努力はまだ道半ばだ。
 東京都のほか、学校給食無償・一部無償(多子対策等)をしている自治体は青森県、千葉県、和歌山県、香川県である。いずれも都県が補助を行っている(青森県は10割補助)。
 和歌山県では全ての自治体が完全無償だ。財政は必ずしも豊かではなくても実施していることが、この広がりから分かる。
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