| 都職員共済組合/女性ドックを新設/乳がん検査などに対応/12年度予算・事業計画まとまる都職員共済組合は、12年度から、人間ドック利用の際の助成内容を充実させ、利用できるメニューの中に「女性ドック」を新設した。検査項目に乳がん検査、子宮がん検査という女性に特有の疾病の検査を盛り込んでいる。乳がんと子宮がんは、組合員と被扶養者のがん受診者数の上位5位に入っており、早期発見、早期治療につなげたい考えだ。
都職員共済組合の10年度5月の医療費分析によると、がんで医療機関に掛かった組合員と被扶養者の数は、乳がんが1位、大腸がん、胃がんと続き、子宮がんが4位だった。 共済組合の人間ドックの利用助成メニューはこれまで、「日帰りドック」と「大腸ドック」、「脳ドック」の3種類。乳がん検診と子宮がん検診はそれぞれオプションとしてのみ設けられていた。 そのため、医療機関での受診者が多く、人間ドック利用者からの検診要望も多い乳がん検査と子宮がん検査を、日帰り人間ドックの検査項目に加え、新たに「女性ドック」として設けることにした。検診費用はオプションで受けるよりも安くなる。共済組合の直営、指定医療機関のうち、乳がん及び子宮がん検査が実施可能な機関で受診できる。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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