江戸川区が生産緑地に指定した2カ所の農地で耕作がされずに放置されていることが分かった。生産緑地制度は、都市計画に盛り込むことで、都市農地を保全するのを目的に92年に始まった。厳しい用途制限などがある一方、固定資産税の大幅な優遇措置がある。区は09年まで本格的な実態調査を行っておらず、監視体制の甘さが浮き彫りになった。また、根拠法に罰則規定がないなど、制度面でも問題が指摘されている。(続きは本紙でお読み下さい)