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「行革の着実な実行が責務」/青木英二・目黒区長インタビュー

4月22日に投開票が行われた目黒区長選で、現職の青木英二氏が3選を果たした。厳しい財政状況の中、2期目に3年間で約180億円の歳出削減策を打ち出した青木区長。引き続き計画を着実に実行するため、難しいかじ取りが迫られることになる。青木区長に3期目の課題や抱負を聞いた。

 
 ─前回よりも得票率は10ポイント低下しました。選挙戦を振り返っての感想を。
 「事務事業の見直しを通じた財政健全化を訴え、逆風の選挙戦となった。遊説でも厳しい声を頂いた。前回より6千票減ったのは私に対する批判の表れ。痛みをお願いするので票数が増える要素はなかった。ただ、その中でも過半数を超える得票を頂けたのは、一定の評価も得られたと思っている」
 ─財政健全化には、どう臨みますか。
 「全事業を見直したが、区民の生命や財産、健康に関する事業は維持するのが原則。維持できない場合も、できるだけ削減幅は小さくした。今年度から3カ年の行革計画を策定したが、これを着実に実行するのが3期目の最大の責務である」

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