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荒川区／「客待ち」規制へ条例改正／都条例の補完を目指す

　荒川区は、性風俗店などの客引き目的で待機する「客待ち」を規制するため、生活安全条例の一部改正に向けた準備を進めている。日暮里・舎人ライナーの開通に伴い、区内で違法店舗が増えていることが背景にある。条例による客待ちの規制は４月から改正生活安全条例を施行した豊島区に続き、２３区で２例目。豊島区では性風俗店のみならず、居酒屋やカラオケ店についても客待ち行為を禁止している。両区とも、風営法や都の迷惑防止条例で規制されていない部分に網をかける条例改正だが、客引き・客待ちにはグレーゾーンが多く、実効性を疑問視する声も聞かれる。

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