| | 練馬区／違法建築問題 再発防止へ基本方針策定／第三者審査会でチェックも 昨年度から区立施設の違法建築問題が相次いで判明している練馬区は、再発防止に向けて「（仮称）区立施設建築安全基本方針」を策定する。建築手続きを組織的に管理する仕組みを新たに構築するとともに、チェック体制を強化するため、外部の有識者らで構成する第三者審査会を設置し、指導・助言を受ける。
建築物を建てる際、施主には着工前の建築確認と工事完了後の完了検査が義務付けられている。鉄筋コンクリート造３階建て以上の建物については、２００７年から中間検査も義務化された。いずれも施主が都や区など特定行政庁に申請し、検査に合格したことを示す証明の交付を受ける。
同区では昨年、複数の区立小中学校で「完了検査済み証」が未取得だったことが発覚。これを端緒に区が内部調査を進めた結果、手続きの不備が相次いで判明している。
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