| 江戸川区/「最悪のシナリオ」で被害想定/地震、高潮、洪水の複合災害 大地震で堤防が決壊した時、超大型の台風が来て高潮、洪水被害に見舞われたら─。江戸川区がこんな「最悪のシナリオ」の下での被害想定を検討している。約68万人が住む同区は、7割が満潮時の海面よりも低いゼロメートル地帯で、水害は最も警戒すべき災害。年内にも検討結果をまとめ、災害時の避難計画や地域防災計画などに反映する考え。また、検討の考え方を区民に広く周知するため、14日には町会関係者ら約500人を集めた「防災セミナー」を開催した。区が高潮被害を想定して計画を検討するのは初。区とともに検討している群馬大学大学院の片田敏孝教授(災害社会工学)は、「全国で複合的な災害を想定した検討は初めて」と話している。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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