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東京最前線／「都構想」法案が衆院通過／委員会質疑は２時間弱／「あくまで今回は手続法」／大阪では実態無視の資料

　道府県に特別区を設置する手続きを定めた「都構想」法案が１０日、民主党、自民党、公明党、みんなの党などの賛成多数で衆院を通過した。しかし、衆院総務委員会は７日にわずか２時間弱の質疑をしただけ。東京の都区制度の現状や問題点はほとんど語られることもなく、あっさりと法案を通した。一方、大阪では府市の首長と議員が集まる「大都市制度推進協議会」が、ようやく都構想の具体的な中身について議論を始めたばかり。議論の基となる資料には首を傾げたくなるような記述も見られる。
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