| 小田急線上部利用計画/波紋呼ぶ世田谷区案/3者合意を逸脱、調整難航か/「意思形成過程で問う」 下北沢駅周辺で進む小田急線の地下化に伴う上部利用計画の協議が暗礁に乗り上げている。2011年2月に都や世田谷区、小田急電鉄(株)らが上部利用計画をまとめたが、これとは別に区が7月に独自案を発表。当初案で小田急が商業施設や住居施設を整備するとしたエリアにも緑地等を位置づけた。区は「区民意見を聞くためのたたき台として示したもの」と説明するが、3者の合意内容を逸脱した区案を示したことに都と小田急は困惑。区は区民意見を踏まえて正式な案を示す予定だが、上部利用について小田急と世田谷区の調整役となる都は、実現可能な案に改めるよう区に求めており、調整は難航しそうだ。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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