| 都定例監査報告/旅券申請で待ち時間把握せず/サービス基準順守求める業務委託されている旅券申請窓口について、書類確認で実際の待ち時間が把握されていないことや、一部で待ち時間がサービス基準を上回っていたことが、19日に第3回都議会定例会に提出された11年度各会計定例監査報告書から明らかになった。 業務委託に関しては、重点監査事項の一つとして、都が事業実施部門を外部に委託(PFIを含む)しているものについて、都民へのサービス水準が維持されているかを主眼に実施された。 旅券交付申請は、生活文化局が新宿、有楽町、池袋、立川の4カ所で、記載事項や添付書類の不備などをチェックする書類確認、申請受付などの手続きを行っている。 業務委託に当たっては、委託契約の仕様書に書類確認窓口で5分(繁忙期は10分)以内、申請受付窓口では15分(同30分)以内などとサービス基準が定められているが、監査を通じて、基準が順守されていないことが判明した。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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