都政の潮流/年の瀬に都庁でつぶやく このところ知事は風邪気味で、のどの調子が思わしくない。すっかり都政に興味を失い、昔の話を繰り返すことが多くなった。口癖はケセラセラ。知事の求心力に陰りが見え始めたというのに、周辺は相変わらず無責任な言動を繰り返し、幹部職員は辟易している。庁内から政策論争の機運が消え、職員は吹き止まぬ公務員バッシングの嵐の中、みなだんまりを決め込んでいる。
これが偽らざる都政の現状だ!!
いやいや、ちょっと待ってください。これはですね、4年前、つまり3選を目前にしたころの都政の様子を描写したものなのです。そんなはずはない、今に決まっているじゃないかとお思いかもしれないが、思い出してほしい。4年前も現在も実は似たり寄ったり、大同小異の状況だったことを。(続きは本紙でお読み下さい)
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