都政新報
 
 >  HOME  >  都政新報 記事詳細
今週の都政新報
 

風化させない~被災地の今/福島の山と海と踏ん張る人々/東京都被災地支援福島県事務所長 飯田一哉

緑豊かな福島と原発
 福島の猛暑も去り、涼しい秋風が吹き始めてきた。真っ青な空、美しい山々に囲まれた緑豊かな福島に赴任してから半年が経った。春には満開の桜と新緑に包まれ、夏には氷を背負って歩きたくなるくらいの猛暑を経験した。
 昨年、この自然豊かな大地を地震と津波が襲った。今なお、多くの方々が傷つき、苦しんでいる。加えて人知を超える原発の影響が、福島の復旧・復興の先行きを一層曇らせ、課題を長期化・複雑化させている。
 福島を再生させていくには、この放射性物質を安全のレベルまで取り除き(除染)、人々が今までの生活を取り戻していくことが先決だ。
 しかし、福島にはそれを阻む原発由来の難題が重くのしかかっている。復興の前提となる除染を進めようにも、除染に伴って発生する汚染土を一時的に置く場所を確保することができない。
「都政新報・電子版」(
http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。

会社概要  会社沿革  事業内容  案内図  広告案内  個人情報保護方針