社説/石原都政12年/日本の可能性、東京から拓け 2011年は、どんな年になるだろう。一昨年夏、怒涛(どとう)のごとく押し寄せた波が、我が国で初めて選挙による政権交代をもたらした。衆院選直後は、10年くらい民主党政権が続くように思われたが、わずか1年半で国民の期待は幻滅へと変わりつつある。 そうした中で第17回統一地方選挙が行われる。直近の民意を推し量るメルクマールとして、民主党政権に対する中間選挙的な意味合いを持つ。政治の流れを読み取る上でも、重要な決戦の年だ。とりわけ首都東京の知事選は、一地方自治体の首長を選ぶという枠を超えて、その動向は国政にも大きな影響を及ぼす。 (続きは本紙でお読み下さい)
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