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<号外>石原知事が辞任/新党結成し国政復帰へ

資料写真;知事と議長 午後3時から都庁で緊急会見を開いた石原知事は、13年8カ月に及ぶ都政を振り返り、「硬直した中央官僚の支配制度を変えないと駄目だ」と述べた上で、「新党を作って仲間と一緒に国政に復帰する」と次期衆院選に出馬する決意を示した。知事の後継には猪瀬直樹副知事を事実上指名した。辞職願を提出後、議長は都選管に退職を通知。都知事選は都選管が通知を受領してから50日以内の実施が公職選挙法で定められている。
 石原知事は会見で、「これからやろうとすることは全て、都知事として14年間やってきたことの延長線」として、公会計制度の不備や文部科学省主導のゆとり教育、厚生労働省が認証保育所制度を認めないこと、横田基地の軍民共用化で外務省が妨害したこと、南鳥島でのレアアース問題など、霞ヶ関の官僚への不満をぶちまけた。
 また、「そういう苦い経験をしてきたから、私はもう限界に来たなと思った。いい年ではあるが、この明治以来続いている中央集権の官僚制度をこの辺でもう一回シャッフルしなければ、国民が報いられない」と話した。

 
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