| さらば作家知事~石原都政13年6カ月の末路(3)/言葉の軽さ /一言一句に振り回される 「なかなか興味のあるサジェスチョンをいただいた」─石原知事がこんな答弁をすれば、質問をした都議にとってこれ以上の名誉はないだろう。きっと与党の自民党か公明党かと思いきや、質問をしたのは共産党の1期生だった。 ■話を聞く人 01年2月の都議会本会議一般質問。質問者は渋谷区選出の山本信氏だった。コンビニのフランチャイズ方式について、日本の前近代的な実態を告発しつつ、国に制度見直しを要求すべきだと知事に答弁を迫った。 石原知事は「新しい商業のシステムであるがゆえに、それに伴う法体系が遅れているということは確かにある」と語り、「与党3党の政調会長と会う機会もあるので、国への提言の一つとして考慮を促すつもり」と山本氏の求めに応じた。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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