| 都知事選 本紙読者アンケート/石原都政の功罪/高い評価は1期目に集中/意思決定過程後半に大きくバイアス 石原前知事の任期半ばの辞任による都知事選挙が29日に告示され、選挙戦がスタートした。新人同士での争いとなるのは1999年以来、13年ぶり。4期にわたる石原都政を振り返りながら、新知事に期待することなどを本紙読者にアンケートした。
13年半にわたる石原都政の中で、「良かった」と評価された施策のベスト3はディーゼル車対策、財政再建、認証保育所。いずれも1期目に取り組んだ施策という共通点がある。 ■ディーゼル車対策 ディーゼル車対策は、石原氏が就任初年の99年、すす入りペットボトルを振り、「都内を走行している全てのディーゼル車から、このペットボトル12万本分の浮遊粒子物質が東京の大気中にまき散らされている」と訴え続けた。 「健康被害について100%実証されていない施策を、政治力のある業界団体の反対にもかかわらず実施した。これは高(こう)邁(まい)な信念と行動力を持つ政治家にしか決断できないこと。悔しいが官僚には絶対にできない」(都・係長級・40代) 「まさに『国がやらないから都がやる』政策の中でも最もインパクトがあり、成功した」(都・係長級・40代)「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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