| 新春論壇/教育現場をもっと魅力的に/中央大学大学院公共政策研究科教授 細野助博■これでいいのか、/日本の教育 多摩川でのボランティア活動の一環で、「環境学習」の発表会を開催した。今年で3回目になる発表会で、小・中学校の児童・生徒11組が発表した。今回、その11組の中に外国籍と思われる生徒がいた。どの児童・生徒も発表内容をノートに書き込み、それを抑揚なく読むだけ。恥ずかしそうに、早く終わってくれとばかりに。ところが外国籍の「彼」は原稿なし。身振り手振りを使いながらスクリーンの内容を分かりやすく説明する。プレゼンテーション軽視の日本の教育に疑問符をつけざるを得ない。 (続きは本紙でお読み下さい)
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