| 区議会第4回定例会/39件の意見書・決議を可決/若年者雇用、いじめ対策など 23区の区議会第4回定例会は、計34件の意見書と5件の決議を提案・可決した。否決された意見書・決議はなかった。 複数区が可決した意見書では、文京、足立、江戸川の3区議会が「若者世代の支援」を国に求めた。国内の完全失業率は15~24歳が8・2%と最も高く、若者に厳しい雇用環境が続いていることから、産業全体で雇用創出策を集中的に行い、正規・非正規労働者の処遇格差を解消することを求めている。 葛飾区議会でも若年雇用対策の充実を求める意見書を可決した。若年雇用の非正規化が進む中、対症療法ではなく、雇用ミスマッチ解消やキャリアアップ支援など、中長期的な支援を促す内容。 建設業従事者のアスベスト(石綿)被害を早期救済・解決するよう促す意見書は3区議会が可決。石綿健康被害救済法だけでは補償が不十分として、全ての被害者が十分な補償を受けられるよう、抜本改正を求めた。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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