| 区政の潮流/政権交代と復興/そして地方分権 382億円↓746億円、127億円↓773億円、2632億円↓3791億円。 この数字は、岩手・宮城のある被災自治体の2012年度当初予算と補正後の現在の予算額の変化である。都合4回から11回の補正予算編成により、かくのごとき膨れ上がった。 しかも、そもそもの当初予算自体が前年比3~7倍程度なのだ。これはほんの一部分であるが、他の近隣自治体も同様であることが推測される。 しかも補正の度に結局使い切れず、繰越明許等を繰り返し、復興基金等への積み立てが行われている。 町の状況は、と見れば女川町のようにがれきそのものはかなり片付いてきたところもあるが、依然として多くの自治体でがれき処理の見込みが立たず、かつ復興計画も具体的な進捗が見られず、一言でいえば「復興は遅々として進んでいない」。これが被災自治体の現状である。 なぜ、このようなことが起こるか。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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