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区民が保存条例を直接請求／中央区復興小２０００人強の署名目指す

　関東大震災での被害を教訓に建設が進められた復興小学校７校（うち２校は他施設に転用）の校舎が現存する中央区で、保存条例制定の直接請求のため、署名活動が１２日から始まった。有権者数の５０分の１以上の署名が集まれば、区長は、条例案に意見を付して区議会に提出しなければならない。しかし、条例が制定されるのは、全国的に極めて少ないのが実情。都では、これまで条例制定の直接請求は５件あったが、いずれも都議会で否決されている。２３区では、０５年から０７年にかけて「無防備条例」の直接請求があり、品川、目黒、大田、荒川区議会が賛成少数で条例案を否決した。
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