| 乙武洋匡氏が会見/生きづらさ抱える子の視点で 「まず、自分がなぜ選ばれたのか、自分ならではの役割は何かということを、しっかり考えていきたい」─。新たな都教育委員として、8日に辞令交付を受けた乙武洋匡氏は、就任に際しての抱負を報道陣に語った。 一番の役割として掲げたのは「マイノリティーとしての経験を生かすこと」。「僕自身は身体障害者という意味でマイノリティーだが、精神障害、性同一性障害というセクシャリティーの問題など様々な側面で少数派であることで、息苦しさや生きづらさを抱えている子供たちがいる」とし、「そうした子供への視点を必ず忘れずに意識していきたい」と話した。 乙武氏は07年から3年間、杉並区の小学校で任期付教員を務めており、その経験を生かしたいと意欲を見せる。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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