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風疹大流行で緊急対策/都福祉保健局区市町村に予防接種助成

福祉保健局は14日、都内で成人男性を中心に風疹患者が急増している状況を受けて予防ワクチン接種費の半額を区市町村に助成する緊急対策を発表した。予防接種は、先天性風疹症候群へのワクチンで、19歳以上の人のうち、▽妊娠を予定もしくは希望している女性▽妊娠女性への感染を予防するため、胎児の父親─に当てはまる人が対象。原則として接種歴がないことも条件となる。都は男性への助成について、9月末までの時限措置としている。
 風疹の免疫を持たない女性が妊娠初期などに感染すると、胎児に白内障や先天性の心疾患、難聴等が発症するリスクが生じるため、同局は「妊娠中の風疹感染が必ずしも先天性風疹症候群を引き起こすものではないが、十分な注意が必要」とし、「家庭や職場での感染の可能性も考慮した予防接種の検討を勧める」と注意を呼び掛けている。妊娠中の女性は予防接種を受けることは出来ない。
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