| 記者座談会/猪瀬知事初の予算審議/微妙な距離感 ともに安全運転第1回定例都議会は、最大の山場である予算特別委員会の総括質疑を終えて、25日に締めくくり総括質疑、26日に意見開陳、採決が行われる。猪瀬知事にとっては初の予算議会で、議会側の対応に注目が集まったが、ふたを開ければお互いに「安全運転」。猪瀬知事の長い答弁ばかりが目立ったようにも見える。これまでの都議会の質疑を記者座談会で振り返った。
■日本の近代 A 猪瀬知事が就任のあいさつで都議会の各会派を回った際、自民党の幹部は「都議選まではお手柔らかに」と言っていた。その言葉通りの都議会だった。 B 14年前、臨時議会で石原前知事が初めて登壇した時には、やじが飛んでいた。それと比べたら、猪瀬知事の今回の施政方針表明は、静かすぎるくらいだ。しかも、予定より30分も長い1時間17分もしゃべっていた。 C 元々、用意された時間が45分という異例の長さだった。冒頭からゆっくりと話し始めたから、議場ではみんなが「おいおい」と苦笑していた。途中で何度もアドリブが付け加わったが、演説を理解する上ではあまり意味がなかった。 A 肝心の中身はどうだったのか。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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