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鉛など有害物質も基準超/尾久の原公園の土壌汚染

 都の環境局や建設局、財務局、都市整備局、下水道局は4日、荒川区の都立尾久の原公園、下水道局東尾久浄化センター周辺で実施しているダイオキシンなどによる土壌汚染の調査で、基準値を超える水銀や鉛、ベンゼンなども検出されたと発表した。
 施設は化学工場跡地を分割して造営されており、都有地で荒川区が管理する多目的運動場、首都大学東京荒川キャンパス、都営アパート、区立住宅としても使用されている。昨年12月、浄化センターの施設工事現場の土壌から基準超のダイオキシン類が検出されたことを受け、都は跡地一帯(約6ヘクタール)についても土壌汚染調査の実施を決定。公園や運動場は立ち入り禁止とし、1月から2月まで157地点の土壌表層でダイオキシン類を測定するとともに、重金属類の調査を行った。
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