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足立区、係長選考で負担軽減

　足立区は今年度の係長選考から、論文の課題について、出題分野を事前に提示する方法をとっている。また、面接の際に聞かれるテーマの例も提示。その効果か、今年度の申込率（一般）は、昨年度に比べて０・７ポイントアップした。しかし、他区からは、受験のしやすさに配慮することは「試験の意味合いを薄れさせる」という慎重な意見や、そもそも「係長の責任の重さ」が受験率の足かせになっているとの指摘もみられる。候補者の掘り起こしは、各区での自発的な取り組みのほか、処遇や制度改善の点では特別区全体での検討も必要となっている。
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