| | 地域防災計画研究（１）／自助・共助／民間の協力体制、実践的に／「災害弱者」支援が課題 都が昨年４月に発表した首都直下地震による被害想定を受けて、ほとんどの特別区がこれまでに地域防災計画を改訂した。東日本大震災では、帰宅困難者対策や津波対策、長期にわたる避難所生活など、新たな課題も浮かび上がり、各区の計画では自助・共助の推進や災害弱者に対する配慮を記載するケースが目立つ。区部の防災対策はどこまで到達しているのか。各区の地域防災計画改訂に関する本紙アンケート調査を踏まえ、課題と対策を考察する。
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