都政新報

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国旗・国歌／都教委の通達は「合憲」／高裁判決教職員ら逆転敗訴／教育現場の問題には触れず

　卒業式や入学式で国旗に向かって起立し、国歌を斉唱するよう義務付けた東京都教育委員会の通達を巡り、都立学校の教職員ら３９５人が通達に従う義務がないことの確認などを求めた「予防訴訟」の控訴審判決が１月２８日、東京高裁であった。都築弘裁判長（三輪和雄裁判長代読）は、「通達は憲法が保障する思想・良心の自由を侵害しない」と合憲を判断。違憲とした東京地裁判決を取り消し、原告側の請求を全面的に退けた。教育基本法の禁じる「不当な支配」にもあたらないとした。

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