| | ペットの多頭飼育／届け出制は条例化せず／都審議会が改定素案／災害同行避難で対策推進 東京都動物愛護管理審議会（会長＝林良博（独）国立科学博物館長）が１８日、答申素案を明らかにした。国の制度改正を受けて、２頭以上の犬猫などを飼育する「多頭飼養」の届け出制の条例化などを検討してきたが、実態にそぐわないことなどを理由に、同審議会は「条例化は必要ない」との見解をまとめた。保健所による引き取りや致死処分数で２割削減の数値目標も提示。今後の課題では、昨年の都地域防災計画の修正で盛り込まれたペットの同行避難に関し、受け入れ側の態勢整備が難題で、現場の自治体への具体的支援強化なども指摘された。
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