都政新報

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都立病院等の経営テーマに包括外部監査／個人未収金９億８２００万円に増加／「行政的医療」見直し求める／指摘２３件・意見４８件

　１０年度の包括外部監査報告書が１日、鈴木啓之包括外部監査人から石原知事に提出された。今回の監査は「都立病院及び財団法人東京都保健医療公社病院の財務事務の執行と経営管理について」をテーマに行われ、指摘２３件、意見４８件の計７１件が付された。報告書では、都がなすべき「行政的医療」を定期的に見直し、都立病院への繰入基準も見直しの検討が必要とした上で、個人未収金の管理や医業未収金の精査、委託契約等を中心に指摘や意見を行っている。指摘事項等については、今後、対象局・団体が可能なものから改善を図っていく。

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