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徳洲会マネー問題で引責/猪瀬知事 辞任/「都政の停滞」避ける/百条委員会設置で窮地

 徳田毅衆院議員から5千万円の資金提供を受けた問題で、猪瀬知事は19日、都庁で会見を開き、辞任を表明した。猪瀬知事は5千万円を「個人の借り入れ」とし、選挙資金であることを否定していたが、借り入れの経緯などを巡って記者会見や都議会の答弁で二転三転を繰り返し、18日には都議会が強制力のある百条委員会の設置を決めるなど、窮地に立たされていた。また、来年度予算編成作業がヤマ場を迎えていることや、大会組織委員会の人事といった五輪開催の準備が遅れるなど、都政の停滞が現実化。戦後最短となる就任からわずか1年で辞任に追い込まれた。都議会は24日に臨時会を開いて、知事の辞職に同意する見通しだ。 
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