| 補佐官新設/「ぬるま湯時代は忘れて仕事を」/スピード感、効率化を強調/結果出す組織に改革 舛添知事は9日、6人の知事補佐官を任命し、「私の補佐役として( ち)鳥(ょう)瞰(かん)図的に全体の都政を把握して、必要な指示を与える」と役割を説明。知事のトップマネジメントを強化し、組織のスピード感、効率性を上げる狙いを強調した。まだ知事就任3カ月で夏の幹部異動前だが、組織や職員に対する不満を漏らしながら「様々な問題が自分の組織の中にあることが分かった。組織をまず活性化させることが必要で、そのための体制づくり。一刻も早く結果を出すために、ちゃんと機能する組織に今から変えていくということだ」と語った。その上で「もうそろそろ、ぬるま湯に浸かった過去3代の知事の時代は忘れてほしい。仕事しましょうよ、皆さん」と訴えた。
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