| 時論政論/幻と消えるか、石原4選 都知事選がにわかに面白くなってきた。石原4選で決まりという雰囲気が蔓延(まんえん)していたが、ここへ来て一変した。石原知事の不出馬が大きく報道されている。ご当人が強く固辞しているという。固辞の理由は「4選の大義がない」「もうやることがない」というものだそうだが、一部では国政への色気もささやかれている。 政治家にとって生涯で一番重要な選択は、引き際の決断である。政治という職業は、権力という魔物に魂を売るものであるから、引き際の決断はまことに難しい。歴代の都知事を見ても終わりを全うした人は少ない。 (続きは本紙でご覧下さい)
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