| 23区の待機児童/387人増の5666人に/12区で増加、千代田はゼロに 23区の今年4月1日時点の待機児童数(国基準)が前年よりも387人増え、5666人となったことが本紙の調査で分かった。前年と比べて増加したのが12区、減少したのが11区だった。認可保育所に入れなかった保護者による集団不服申し立てが複数の区で行われる中、各区は待機児童対策を重点施策に掲げて認可保育所を中心に定員拡大を進めている。しかし、景気が上向いて出産後に働き口を探す女性が増えるとともに、各区の定員拡大が潜在的な保育需要の掘り起こしにつながり、23区全体の待機児童数を押し上げる結果となった。
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