| 「東京ブランド」確立へ/外国人訪問客17年に1000万人を目標/戦略会議がスタート 都産業労働局は、海外に東京を印象付けるための広報戦略として、「東京ブランディング戦略」の策定を目指し、有識者会議を立ち上げた。2020年の東京五輪競技大会を一大チャンスと位置付け、外国人旅行者数の増大と観光振興による経済波及効果の拡大を狙う。13年に都内を訪れた外国人旅行者は約681万人で過去最高を記録しているが、17年に1千万人達成を目標に掲げる。外国人旅行者と日本から海外への旅行者を比較した旅行収支が今年4月、44年ぶりに黒字となるなど、観光産業は活気付いており、ブランド力向上による振興やリピーター確保で都内経済へのインパクトを拡大したい考えだ。
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