| 脱法ドラッグ/「購入」も罰則対象に/改正・都防止条例が施行/製造販売は偽装・巧妙化 強い幻覚や興奮など麻薬や覚醒剤などに類似した作用があるものの、法律上で特定されていない「脱法ドラッグ」の規制に関し、都は1日から所持や購入など利用者側への規制も強化した。都薬物乱用防止条例の改正施行に伴うもので、都は今春に改定した「都薬物乱用対策推進計画」でも、脱法ドラッグ対策を重点項目に掲げた。だが、乱用は後を絶たず、6月24日に池袋駅西口で起きた暴走車による死傷事件のような吸引に伴う事故や犯罪も相次いでいる。危険性に関する一般への啓発も含めた広範な対策が急務だ。
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