| 駒込病院/C型肝硬変で治験開始/医師主導で製品化目指す 都立駒込病院は18日以降、C型肝硬変の患者を対象に治療薬の臨床治験を開始する予定だ。C型肝硬変に近い状態のマウスに治療薬を投与した動物実験で線維化を改善させる効果を確認したことから、患者に投与した際の安全性や有効性を検証する。今回の治験は駒込病院の医師が主導して進めており、効果を確認しても製品化まで他の治験をクリアしなければならず、コストが大きな壁となっている。だが、早ければ数年で治療薬が誕生する可能性もあることから、治験への期待が掛かる。
|