| 都地域防災計画風水害編/広域避難「一歩前進」/指示の主体など踏み込まず 都は18日、地域防災計画(風水害編)の修正を行い、大型台風など大規模水害の恐れがある際の広域的な避難について初めて盛り込んだ。風水害編の修正は、集中豪雨や大型台風の上陸による大規模水害発生のリスクが高まっていることや、昨年の大島での土石流災害を背景に、東京の災害対応力の充実・強化を目的にしている。しかし、広域避難については、避難決定の技術判断や、避難場所の確保が難しいこともあり、今回は最低限の記載にとどまっている。都と区は今回の修正をゴールではなくスタートラインと位置付け、更なる具体的な取り組みを検討していく考えだ。
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