西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱対策のため、世界保健機関(WHO)がシオラレオネに派遣していた公社豊島病院の足立拓也・感染症内科医長が11日、同病院で帰国報告会を開いた。足立医師は7月5日から27日の日程で派遣され、現地の病院で2週間ほど診療を担当。病棟には次々と感染者が搬送され、現地の医療責任者も死亡するなど、過酷な状況の一端を報告した。