石原知事が4選出馬を表明/直後に東京を激震襲う 11日、東京を二つの激震が襲った。この日、都議会第一回定例会の最終本会議で、石原知事は4選出馬を表明。しかし、その後に予定していた記者会見が開かれる前の午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とする「東北・関東大地震」(マグニチュード8・8)が発生。都内では震度5強を記録した。そのため石原知事の出馬会見は中止となり、都は危機管理監を本部長とする災害即応対策本部を設置し、帰宅困難者への対応などに追われた
最終本会議での石原知事は、「すでにかなりの高齢で、自らの心身の衰えを感じている。長きにわたっての逡巡(しゅんじゅん)、呻吟(しんぎん)の末、あえて出馬を決心した」と正式に4選出馬を表明。その理由として、「国民の多くが感じている国家破綻への危機感ゆえにだ」と明かし、「日本の命運は数年間のうちに決められる。日本の心臓部であり、頭脳部である東京が混乱し、破綻することは国家の喪失につながりかねない」と述べた。さらに12年間の都政の中で多くの成果をあげた実績を強調したうえで、「心身の限界があるが、身命を賭して最後のご奉公をさせていただく決心をした」と決意を語った。
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