| 東日本大震災 その時、学校現場では 11日の午後に三陸沖で発生したマグニチュード9・0の大地震は、都内の学校現場にも大きな影響をもたらした。地震の恐怖も冷めやらぬ中、教職員たちは子供を下校させるため保護者への連絡に追われた。また、週明け以降も現場や教育委員会では、学校給食や計画停電、保護者への対応などを迫られている。
「つるした蛍光灯が揺れるのを見ながら、落ちたら子供がけがをすると思い、怖かった」─。当日、多摩市内の中学校で1年生の総合的な学習の授業を行っていた女性教師は、そう振り返る。 子供たちも、揺れ初めは興奮する姿も見られたが、いつもより長い揺れに表情も変わった。「子供がドアや窓を開けて避難路を確保し、ガラス飛散防止のためカーテンを閉めたりと冷静に対応してくれた」と話す。 (続きは本紙でお読み下さい)
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