大震災で臨海部が液状化/数十センチうねる道路、傾く建物も/専門家「地盤の下の被害、想定を」東日本大震災の影響で、都内でも臨海部の埋め立て地などで液状化現象が起きている。現地を調査した専門家などによると、新木場を中心に噴砂の現象が見られ、地元・江東区や江戸川区では対応に追われている。都港湾局は「都民生活に大きな影響を与える液状化の報告はない」(臨海開発部)とするなど、都内の被害は一見、軽微だ。しかし、専門家はアスファルト舗装の下で建築物の杭や上下水道が被害を受けた可能性を指摘。こうしたリスクを念頭に、対応を講じる必要がある。 (続きは本紙でお読み下さい)
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