| | 都内の介護保険料／平均で月額５５３８円に／前期比１０・９％の値上げ／国の軽減措置は「縮小」 ３年に一度の介護保険料の改定に伴い、６２区市町村の６５歳以上の第１号被保険者が負担する基準保険料は加重平均で月額５５３８円になることが、都福祉保健局高齢社会対策部のまとめで分かった。第５期（１２～１４年度）の保険料と比べると５４６円、１０・９％の増額だが、保険料には区市町村内の被保険者数や個別の収入状況、提供する介護サービス量、介護報酬などが影響するため、「高い・安い」だけの単純な判断は難しい。第６期のスタートに伴い、国は第１号保険者の負担軽減を目指していたが、財源不足で当初案を縮減。他方、一定の収入のある人には８月から介護サービス負担を１割から２割へ増やす方針としている。
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