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統一地方選告示/3区長選で自民苦戦/議員選自公過半数が焦点

 統一地方選が19日に告示され、17区市の首長選と20区市の議員選で舌戦の火ぶたを切った。
 自民党は今回の選挙を「日本を取り戻す最後の統一地方選」(石原伸晃都連会長)と位置付け、政権奪還の総仕上げとして力を入れている。北区を除く全首長選で推薦候補を擁立し、特に現職が交代する自治体では同党所属の議員などを積極的に擁立してきた。
 民主党は文京、豊島、三鷹、東大和の4区市で自公推薦の現職に相乗り。自公が推薦する候補に対抗馬を擁立したのは、渋谷区のみとなっている。共産党は世田谷区と渋谷区で野党系候補を「応援」の形で支援し、その他は東大和市を除く全区市で独自候補を擁立した。
 本紙の取材では、中央、世田谷、渋谷の各区長選で、自民が推薦する新人候補が苦戦している。同党はこの3区を最重点区と位置付け、追い上げを図っている。

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