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視点/新国立競技場問題/関係悪化懸念し「やり過ぎ」の声

 第2回定例都議会は今日16日に代表質問、17日に一般質問が行われ、論戦がスタートする。焦点の一つは、国からの新国立競技場の整備費用に関する国からの「500億円」の負担要請だ。
 舛添知事は9日の所信表明で「国立競技場は『国立』である以上、その建て替えは原則として国の費用で行うべきだ」とする基本的な考えを示す一方、「政府がしっかりと対応するのであれば、都としても、出来る限りの協力をしていきたい」と述べている。
 ただ、負担額に関しては「総工費が判明した段階で判断する。情報を待っている状態だ」と待ちの姿勢を強調。文部科学省の中間報告を拒むなど強気で臨んでいるが、庁内の幹部からは国や五輪組織委員会との関係悪化への懸念から、「やり過ぎではないか」と心配する声が出ている。

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