| 「人権の森」を未来へ手渡す/東村山市経営政策部企画政策課長 安保雅利 ドリアン助川原作・河瀬直美監督・樹木希林主演の映画『あん』が全国の映画館で公開中である。映画はほぼ全編を市内で撮影され、どら焼き屋「どら春」を舞台に、ハンセン病回復者とその周辺の人間模様を描く内容となっている。第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品として上映されるなど、話題にもなっている。市も撮影と普及に全面的に協力している。 私もスクリーンで鑑賞して感慨を覚えた。木漏れ日、西武線の黄色、満開の桜……。光と色が美しかった。人間模様もさることながら、普段見慣れているはずの市内の描かれ方が新鮮だったからだ。また、登場人物のセリフを通じて、ハンセン病元患者の方の思いを随所に感じることができ、非常に印象的な映画だった。
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