| | 足立区と学芸大／「貧困」解消に向け連携／小中学校指定し集中的支援 足立区は７日、国立大学法人東京学芸大学と、子供の貧困解決を目指した連携協定の締結式を行い、今後の協力体制を確認した。区が目指す貧困の連鎖解消に向けて、教員養成系大学である学芸大の学生や研究者が区内小中学校で調査及び支援を行うもので、全国でも初めての取り組みだ。同区が区政課題に位置付ける貧困の連鎖は、貧困状況にある子供がそこから抜け出す意欲を持てず、経済的な困難が次世代まで続いてしまうことが問題視されている。区と大学は今回の協定を通して、貧困と教育状況の相関などの実態を明らかにし、効果的な支援や対策を研究する。
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