東久留米市／本予算を否決　暫定予算に／政治対立、沈静化せず

　東久留米市議会は３月２８日、新年度予算案を否決した。これに伴い、市は３０日の臨時会に暫定予算案を提出し、賛成多数で可決となった。同市はイオン誘致の見直しを掲げた市長と、誘致推進派の議員が対立を強め、昨年度の予算審議でも議会が市長の政策経費を減額した修正予算案を提出し、可決した経緯がある。本予算は４月の市議選を経て、６月議会で審議される。市長を推す民主党の苦戦が伝えられる中、馬場市長は、さらに厳しい状況に立たされることになりそうだ。

　採決では、賛成が民主など５に対し、反対が自民、公明、共産など１４。反対理由の一つに挙がったのが歳入の枠組みだ。

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