| 五輪への航海図(1)/混迷の聖地①/リーダー不在の無責任体制 「政府も自民党もここに至った経過を検証し、どこでつまずいたんだということを(検証を)やっていかないと、新しい組織でも同じことになる可能性がある。内閣全体でやることが必要なので、すぐ発足できたことは評価したい」 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(新宿区)の建設計画を政府が撤回し、関係閣僚会議が発足したことを受け、舛添知事は22日、遠藤利明五輪担当相にこう語った。 何と言っても驚くべきは、2520億円という巨額の建設費だった。英在住の建築家ザハ・ハディド氏によるデザインは、2本のキールアーチが最大の特徴だ。一時は3千億円を超えるという試算が出て、デザインをコンパクト化したが、それでも過去のメーンスタジアムと比べると、桁違いの総工費だった。
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