| 明治神宮の歴史と森/東京農業大学名誉教授 進士五十八 明治神宮は内苑72ヘクタール、外苑48・6ヘクタールと合わせて120余ヘクタールの大緑地である。都心最大の森であり、境内に歩を進めれば〝敬虔・尊厳〟といった清々しい気分も味わえる。 東京にいながら、米国のヨセミテ国立公園にいるかのごとく、自然からのインスピレーションをもらえる。若者たちが「パワースポット」と騒ぐのもうなずける。初詣の参拝者数日本一というだけでない。年中たくさんの外国人ビジターが訪れ、中国語や韓国語も多く飛び交う。 およそ明治神宮の成り立ちは、GHQの「神道指令=国家神道」とは程遠く、皆さんが「東京人と国民のための神社」だということを体感してのことだろうかと、思ってしまう。
都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
|