中小企業の魅力発信/「大手志向」で人材不足続く/都が就職活動支援 景気回復を背景に全国の有効求人倍率が回復する中、都内では人材不足に悩む中小企業が増えている。新卒採用が売り手市場になるにつれ、就職氷河期以前の「大手志向」が復活し、中小企業に若者が集まりにくくなっていることが原因だ。その一方で、就職氷河期やリーマンショックの時期に満足できる就職ができず、非正規の職場で働く若年層も多い。都産業労働局は、中小企業の魅力を若年層に発信して就職を支援するとともに、合同就職面接会などを通して、実力ある若者を即戦力として就職につなげる取り組みを進めている。
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